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NATO軍は間違い!? オメガが語る「NATOストラップ」のホントの起源

例えば「クロノグラフ」や「三針」や「ムーンフェイズ」など、腕時計を語るときによく使われる専門用語。

その中でも登場回数が多いのは「NATOストラップ」ではないか。


オメガのスピードマスターに組み合わされたNATOストラップ。同じ時計でも、メタルストラップとは全く違った表情を見せてくれる。
「それくらい知ってるよ。もともとNATO軍が使っていたストラップでしょ」と思ったあなた。それ、間違ってます!

実はNATOストラップの起源は、NATO軍そのものではないという。

それを教えてくれたのは、世界的時計ブランド、オメガ。どういうことか、聞いてみよう。

そもそもの起源は英国軍
オメガのNATOストラップは、第二次世界大戦中に英国のパイロットや航海士、そして軍人が使用していたレザーやキャンバス製のストラップを起源とするという。

1940年代当時、英軍に供給されたオメガ製時計。
第二次世界大戦末期、英国防衛省は現在でも知られている防水腕時計の規定を制定し、オメガはこの規定を満たす膨大な数の時計を納品していた。

戦後の1948年からは、英国軍の新しい腕時計について協議が始まり、やがて耐磁性、防水性、耐衝撃性などの条件に加え、初めてストラップの製造方法についても詳細に決められた規定が定められた。

そして1950年代初頭、この規定を満たした腕時計の注文を初めて受けたのが、オメガだった。